私は人生助手席が良いというセリフの深い意味
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こちらのページではドンブラザーズドン40話「キケンなあいのり」の深い意味について解説しています。

スピリチュアル要素が濃い内容ですので、スピリチュアルが苦手な方にはお勧めできない内容になっています。

鬼頭はるかとしての意味

まず初めに鬼頭はるか視点からみた「私は人生助手席が良い」の意味について解説します。

「私は人生助手席が良い」というセリフはドン40話「キケンなあいのり」の冒頭部分のシーンで出てくるセリフです。

劇中で利用した鬼頭はるかの「私は人生助手席が良い」というセリフは一般的に他人にサポートしてもらいながら楽をして生きていきたいという意味のセリフです。

車は自分で運転するよりは他人に運転してもらった方が楽ですから、多くの方がこのように考えるのかもしれません。

スピリチュアル視点の意味

次にスピリチュアル視点での「私は人生助手席が良い」の意味について解説します。

理解できなくて当然の事ですので、「なんか言ってる・・・」「へー」くらいの感覚でご覧いただければと思います。

人間は人生助手席で生きている

全ての方とは言いませんが、多くの方は人生助手席で生きています。

そんなこと言っても人生は大変な事ばかりじゃん!と考える方も多いと思いますが、大きな視点から見ると人生は助手席で過ごしています。

助手席=楽ではない

勘違いして欲しくないのですが、人生助手席で生きているというのは、車のように助手席に座って流れる風景を眺めているという意味ではありません。

自分の人生を大きく迷い道をしないように運転手がハンドルを握り人生を過ごしているという事です。

運転手は潜在意識

人間は自分の意思で生きていると考えているかもしれませんが、実際にはそうではなく潜在意識に依存して生きています。

つまり、潜在意識が人生の運転手であり、自分自身と考えている顕在意識は助手席から人生を体験しています。

ですので、私の知見からお話しすると人生は自分という視点から身の回りで起こる事象を見させられていると考えています。

また、信じられなくて当然ですが、身の回りに起こる事は自分に必要な事象が引き起こされています。

信じられなくて当然ですので、物語として聞き流していただいて結構です。

自分の選択は本当に自分が行っているのか?

ひとつ考えて頂きたいのですが、自分で選んでいるという人生は本当に自分で選んでいると認識されているでしょうか?

無数にある人生の選択肢の中からコレだ!と決めたのは本当に自分の意思でしょうか?

例えば仕事を選ぶにしても、自分に合った仕事、自分ができそうな仕事、自分が好きな仕事を選ぶと思います。

では、その自分に合う、自分にできる、自分が好きというイメージはどこから来るのでしょうか?

今日のランチは何を食べようか?中華?焼肉?おでん?好きなものを選ぶと思いますが、その好きなものという判断はどこからくるものでしょうか?

それらの選択は頭ではなく、気持ちで選んでいると思いませんか?

このように人間は気持ちを中心に人生を選択し、生きている事が分かると思います。

気持ちは潜在意識からやってくる

それでは気持ちはどこから来るのか?というと、気持ちは潜在意識からあふれ出る感情です。

ドンブラザーズ的に言えば「笑う」「楽しむ」など自然と溢れてくる感情が気持ちです。

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逆に脳人では「笑う」「楽しむ」という感情は理解できません。

このように人間は自分の意思というよりは自分の中から湧き上がる気持ちを中心に生かされています。

もうお分かりだと思いますが「笑う」「楽しむ」感情は桃井タロウそのものです。

人間の9割が潜在意識

潜在意識は自分の中の意識ですが、自分の意識では把握できない意識です。

一般的に潜在意識は人間の9割以上あり、自分と意識できる顕在意識は1割も満たないと言われています。

人間は自分自身と自覚できない意識の中で人間は生かされており、自分の意思決定と思われている好きなものさえも潜在意識からやってきます。

つまり、人間が自分と考えている部分は本当にごくわずかであり、運転手というよりは助手席に乗っている状況だと考えられます。

ちなみに、スピリチュアル系の書籍や話を聞くと、人間は操り人形のような話も耳にすると思います。

このように、人間は自分で生きていると考えていますが、知らず知らずのうちに潜在意識に人生の選択をさせられて、身の周りに起きていることを体験させられていると言えるのではないでしょうか?

桃井タロウに忠誠を誓うメッセージ

再びドンブラザーズを絡めて説明をしますが、ドンブラザーズでは桃井陣から桃井タロウに忠誠を誓えというセリフがドン1話から登場します。

これは桃井タロウが潜在意識であり、潜在意識に忠誠を誓った生き方をしてほしいというメッセージを持っています。

つまり、潜在意識に忠誠を誓う事が本来の自分の生き方であるというメッセージを送っています。

ですので、ドンブラザーズでは「ひとつ気になる」事を大切にし、頭で悩んだり考えてかき消したりせず(脳人)、潜在意識(桃井タロ)に従ってひとつ気になることを満たす事(成仏)で幸せに生きることができるという事を作品を通して伝えています。

他人に運転を任せる不幸な生き方

最後に、他人に運転を任せた生き方について紹介します。

人間は潜在意識に運転を任せていますが、他人に運転を任せる生き方も存在します。

それは他人に合わせて生きたり、他人の意見を重視した生き方だったり、他人に言われたとおりに生きる人生です。

本当に他人に人生の運転を任せて幸せになれると思いますか?

他人に合わせる人生、他人の意見を重視した人生、他人に言われたとおりに生きる人生・・・とても幸せにに切られるイメージはないですよね。

知人から聞く話として、占い依存症の方なども占い師の言う事を信じて、自分本来の生き方をしていない方が多いようです。

そういった占い依存症の方は本来の自分の生き方ではなく、他人の意見を重視してしまうため、逆に不幸な生き方をしています。

人生の主役は自分自身ですので、自分の感情、感覚を信じて生きる事が幸せにつながります。

最後に

こちらのページではドンブラザーズの話からかなりかけなはれてしまいましたが、ドンブラザーズのセリフを深読みするとこのような話に展開されました。

ドンブラザーズは笑いを中心に作られている作品ですが、哲学、スピリチュアルな作品でもあります。

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