フェスティバルエンド
プレミアムバンダイ

こちらのページではドンブラザーズの必殺技、フェスティバルエンドについて解説しています。

ゴールドンモモタロウの必殺技「抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)」ですが、演出の意味についてひとつ気(ヒトツ鬼)になったので紹介します。

オーディオコメンタリーの情報

東宝特撮ファンクラブのオーディオコメンタリーによると、ゼンカイジャーの際にあった必殺技をオミコシフェニックスの登場で再登場させたという事です。

また、演出の指示も幸せになるくらいのニュアンスだったものをあのような形になったという事です。

ですので、計算された演出ではなかったようですが、制作側がインスピレーションを受けて演出した結果が、意味のある演出になったことに驚きました。

詳しくは東宝特撮ファンクラブをお聞きください。

ハートの殻を割るオミコシフェニックス

抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)はヒトツ鬼を(逆)ハートの殻に閉じ込めてそのハートの殻をオミコシフェニックスが割る事でヒトツ鬼が倒されます。

ハートの殻

(逆)ハートの殻とは、自分の気持ち、自分の殻という意味を持っています。

自分のハートとは逆の意思をもつため、桃の形の殻に表現されていると考えています。

ハートの殻を割る

ハートの殻とは自分の気持ちを表すので、その自分の気持ちを割るのがオミコシフェニックスです。

つまり、ハートの殻=自分の殻を破るという意味になります。

ここまで説明すると分かると思いますが、自分の殻を割り、自分の気持ちに素直になる事をオミコシフェニックスが実現させているという演出です。。

自我を無くす

抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)はひとつ気(ヒトツ鬼)になったことに悩んだり恥ずかしがったりせず、自分の殻を破るという演出をしています。

自分、自我は顕在意識

自我を無くすと言いますが、自我とは顕在意識です。

つまり、頭で考えたり悩んだりする意識です。

ドンブラザーズに当てはめると頭で考える悩んだり考えたりする存在、それは脳人です。

ですので、頭で考えたり悩んだりせずに自我という殻から破るドンモモタロウ(潜在意識)の必殺技が抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)という事です。

プレミアムバンダイ

ハートの演出

ヒトツ鬼が抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)を受けた時、ヒトツ鬼がハートに包まれ「良い気持ち」などと叫ぶシーンがあります。

自我を無くし自分の殻を破る事で幸せになれるという演出をしています。

オミコシフェニックス追加後、幸せになれるヒトツ鬼

オミコシフェニックスが登場してからヒトツ鬼になった人物は皆、自分の理想が叶ったり幸せになっています。

(一部時間の関係上描写がない人物もいますが・・・)

例えば青春を理解出来たり、良いお客が店に来たり、新しい料理が食べられたり、気になっていたことを実現できました。

以前のヒトツ鬼は普段の自分に戻ったり、現実に引き戻されるだけでしたが、オミコシフェニックス登場後はヒトツ鬼が幸せになっています。

つまり、ドンモモタロウもオミコシフェニックスの力を得たことで能力以外にもヒトツ鬼を幸せにする力が得られたという事になります。

まとめ

抱腹絶桃・フェスティバル縁弩(ほうふくぜっとう・フェスティバルエンド)とは、自分の殻を破る事で幸せになれるという事を演出として表現しています。

自分の殻とは自分が躊躇している事、自分がコンプレックスに思っていること、自分が抑えている気持ち、不安、悩み、恐れなどを開放する事で幸せになれるという事を伝えたいのだと考えています。

どうしても人間は頭で考えて自分の気持ちに素直になれない部分があります。

そんな自我(悩み、不安、恐れ)を無くして素直に行動することが幸せになる方法であるという事。

これがドンモモタロウのセリフ「この世は楽園!悩みなんざ吹っ飛ばせ!」というドンブラザーズが伝えたいメインテーマです。

stand fm

管理人がstand fmにて解説をしています。

プレミアムバンダイ