マンガドンブラザーズ
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こちらのページではドンブラザーズにて井上大先生が込めたメッセージのあるシーンを紹介しています。

ドンブラザーズのメインメッセージを劇中で具体的に表現したシーンを紹介しています。

ドン6話 キジみっかてんか

ドン6話「キジみっかてんか」の喫茶ドンブラにて鬼頭はるかと猿原真一が桃井タロウに質問攻めにするシーンです。

このシーンで桃井タロウは「何故いちいち理由を求める。やるべきことは今おかれている状況が教えてくれる。」

というセリフで鬼頭はるかと猿原真一を困らせました。

しかし、これはマインドフルネスで生きることをセリフに落とし込んだシーンです。

人間は様々な物事に意味や理由を求めがちですが、そんなことを考えずに今の状況、今の気持ちを大切にその場その場を生きることの大切さを表現しています。

人間は意味や理由を求めるため、そこから悩みや不安を作り出しています。

物事の意味や理由を考えずに、今、この時を生きるそれが重要だという事をこのシーンのメッセージだと考えています。

ドン15話 おかえりタロウ

ドン15話「おかえりタロウ」のラストシーン、鬼頭はるかが歩けるようになるシーンですが、あのシーンは潜在意識(自分の感情・気持ち)を信じて歩き出せと言う意味のあるシーンです。

一般の方が見ると歩けるようになる感動的なシーンですが、さらに深読みすると潜在意識(自分の感情・気持ち)である桃井タロウを信じて歩き出せと言う自分の気持ち大切に自分を信じて前にススメという意味のあるシーンだと考えています。

人間は気持ちに素直になれずなかなか一歩踏み出すことを躊躇してしまいがちです。

頭で考えて不安や心配をせずに気持ちに素直になり自分自身を信じて歩き出すことをこのシーンで表現してると考えています。

ドン40話 キケンなあいのり

ドン40話「キケンなあいのり」の鬼頭はるかがバックで駐車をするシーンですが、教官が「考えるな!感じるんだ。」というセリフがあります。

あのシーンは一般の方が見るとお笑いのシーンに見えますが、ドンブラザーズのメッセージが込められたシーンです。

「考えるな!感じるんだ。」というのは、ドンブラザーズのメッセージである自分の気持ち、感情を大切にすることを表現しています。

人間はいろいろと考えることで悩み、自分の気持ちに素直になれない事が多々あります。

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井上大先生はそうではなく、いろいろと頭で考えたり悩まずに自分の気持ち、感情を信じろとうメッセージをこのシーンで表現をされています。

もちろん、鬼頭はるかのトラックスーツはブルースリーの有名なセリフである「考えるな!感じろ!」といういくつものメッセージが込められたシーンでもあります。

ドン41話 サンタくろうする

ドン41話「サンタくろうする」のドンモモタロウとソノイが二人で戦うシーンにメッセージが込められています。

ドンモモタロウとソノイが戦い、お供と脳人が変身せずにそれぞれを応援しています。

このシーンは人間の思考と感情が入り乱れる人間の気持ちを表現しているシーンです。

感情の存在、ドンモモタロウと思考の存在、ソノイが戦いなかなか決着がつかないシーンです。

人間は自分の気持ちを大切にしたいのですが、素直になれずに悩んだり考えたりする存在です。

例えば好きな人がいても、感情を優先して話をしたい気持ちがあっても嫌われたらどうしようという思考が頭の中でその感情をブロックしてなかなか自分の気持ちに素直になれない状況があると思います。

新しい事をチャレンジしたい気持ちがあっても、失敗したらどうしようという思考や不安が邪魔をしてなかなか新しい事にチャレンジできない状況があったりします。

このような人間の感情と思考が入り乱れる状況を、ドンモモタロウとソノイが戦いなかなか答えを出すことができない状況として表現をしていました。

まとめ

以上のように、ドンブラザーズとは頭で考えて生きるのではなく、自分の感情、気持ちを大切に生きることをメインメッセージとしています。

そのメッセージをそれぞれの話の中に盛り込んで、いろいろと考えずに自分の気持ちを大切に生きることが大切だという事を表現しています。

ドン1話の鬼頭はるかが桃井陣とはじめて出会い、桃井タロウに忠誠を誓えと言うシーンは、潜在意識(自分の気持ち、感情)に忠誠を誓う事がドンブラザーズの使命であるという意味に繋がります。

ドンブラザーズは感情の存在、桃井タロウに忠誠を誓うドンブラザーズと、思考の存在、脳人が「ひとつ気(ヒトツ鬼)になる事」をどちらが倒すのか?という人間の生き方をメインテーマに作られた戦隊です。

インドで出家をされた井上大先生だからこそ書くことができた一般の方には喜劇に見えますが、実は哲学な戦隊がドンブラザーズだと私は考えています。

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