
こちらのページではドンブラザーズのイデオンに関しての解説と考察をしています。
作中のイデオン
ドンブラザーズのイデオンとは、脳人が住む世界という設定になっています。
脳人の戦士、ソノイ、ソノニ、ソノザ、そしてドンムラサメが脳人として人間界に来ており、イデオンには元老院がいるようです。
また、イデオン内の牢獄に桃井陣は収監されていると考えています。
マザーはどの世界にいるのか?は現在は不明です。
作中のイデオンの考察

作中のイデオンは、脳人や桃井陣が人間界を観測できる状態にあると考えています。
理由として、ヒトツ鬼が現れると脳人がヒトツ木の元へ転送され、また桃井陣によりドンブラザーズもヒトツ鬼の元へ次元移動していると考えています。
そのため、イデオンのサポートが無い桃谷ジロウは一人だけ別行動でヒトツ鬼の元へ現れています。
設定としてのイデオン
脳人
考える内容 | |
ソノイ | 絵を描く方法とは・・ |
ソノニ | 愛とは何か? |
ソノザ | 笑いとは何か? |
ムラサメ |
なぜ生きているのか?
|
特徴:考える存在、思考
顕在意識:人間の10%に満たない意識
ドン家
感覚 | |
桃井タロウ |
笑え笑え!楽しもうぜ!
|
特徴:感じる存在、感情、嬉しい、楽しい
潜在意識:人間の90%以上を占める意識
設定の解説
イデオンは人間の意識
ここからは、ドンブラザーズの設定しているイデオンについて解説しています。
脳人が住むイデオンは、ズバリ人間の意識です。
人間の意思行は顕在意識と潜在意識から構成されています。
この顕在意識と潜在意識をドンブラザーズでは脳人と桃井タロウに設定をして物語を進めています。


そして、ドン家は潜在意識です。
潜在意識は人間が無意識で生きている意識の事です。
つまり、食べ物の消化や、心臓を動かす、傷の回復など人間が無意識のうちに必要とする意識をコントロールしています。
潜在意識と顕在意識について知らない方のために、簡単に説明すると、人間は9割以上の潜在意識に生かされている存在です。
ですので、お供は桃井タロウ(ドン家・ドンモモタロウ)に忠誠を誓えという設定をしています。
桃井タロウはマインドフルネス
脳人を持たない状況(物事を考えない事)は潜在意識に任せている状態(桃井タロウに忠誠を誓っている状態)なので、一般的に言われる瞑想状態になります。
人間は無駄に悩んだり、心配したりする生き物ですが、桃井タロウのように「今置かれている状況が教えてくれる」というセリフは瞑想状態と同じ状況です。
よく言われるマインドフルネスがこれに当てはまります。
例としてドン6話「キジみっかてんか」の喫茶どんぶらのシーンがそれにあたります。
猿原真一と鬼頭はるかは人間の考える思考【脳人】によってさまざまな疑問を桃井タロウに問いかけます。
しかし、桃井タロウは「今おかれている状況が教えてくれる」と禅問答のような回答をします。
管理人はこのセリフを聞いた時にドンブラザーズは本気でスピリチュアルな戦隊を作っているんだと確信し、ドン1話から見直してこのサイトを立ち上げました。
まとめ
ドンブラザーズは人間の思考、行動、スピリチュアルな要素をそれぞれに設定をしている作品です。
そのため、理解しにくい設定、内容ですが、理解できる人であれば奥が深い視聴ができます。
是非ともドンブラザーズの魅力を理解して頂ければと思います。